ある日、リビングで起きた“ずり這い事件”
「キャーッ!」
息子が出した叫び声と、ゴツッという鈍い音。
慌てて振り返ると、息子がソファーに顔から突っ込んで、鼻を真っ赤にして泣いている――そんな光景が広がっていました。
これは、我が家の長男が初めてずり這いで“移動距離”を稼いだ記念日でもあります。
そう、成長はいつも突然に、そしてちょっぴり笑えて、少し泣ける出来事とともに訪れるんですよね。
ずり這いって?いつから始まるの?
ずり這いとは、赤ちゃんがうつ伏せの状態で腕の力や足の蹴りを使って前進しようとする動きのこと。
一般的には生後6〜8ヶ月ごろに始まると言われていますが、個人差が大きく、うちの息子はちょうど生後5ヶ月と3週間で初ずり這いを披露しました。
実際には、
- おもちゃに手を伸ばして少し動く
- うつ伏せ状態でクルクル回る
- 背中を反らして後ろに下がる
などの「予兆」は1週間ほど前から見られていました。
事件のきっかけは“ソファの角”
その日、息子はお気に入りのカシャカシャ音が出るおもちゃを目指して、猛然と突進。
ソファの脚元に置いてあったため、まっすぐ向かっていったのですが…途中でバランスを崩し、そのままソファの角に顔からダイブ!
すぐに泣き出しましたが、幸いにも打ち所が柔らかいところで大事には至らず。
泣いて、抱っこして、しばらくしたらケロッと遊び始めた息子に、私もホッと胸を撫で下ろしました。
こんなときに役立つ!我が家の安全対策グッズ
この事件を機に、我が家ではいくつかの「赤ちゃん安全対策」を強化しました。
キッズパーテーション(ベビーゲート)
リビングとキッチンの間に「日本育児のキッズパーテーション」を設置。
上の子のときに買っていたものを再登場させました。
- 大人が跨ぐのはちょっと大変
- 鍵の開け閉めはやや面倒
だけど、それを補って余りある安全性の高さ。
子どもは越えられないし、万が一転んでもキッチンの硬い床に突っ込んでいく心配がありません。
コーナーガード
ソファの角にクッション素材のコーナーガードを装着。
デザイン的にはちょっと浮きますが、「命には代えられない」と割り切って使っています。
プレイマットの厚さアップ
これまで薄めのマットを敷いていましたが、2cm厚の衝撃吸収マットにチェンジ。
もし顔から落ちても安心感が段違い。寝返りやハイハイの練習スペースとしても快適です。
笑いと涙の育児エピソードが、宝物になる
今回の“ずり這い事件”は、一見ヒヤリとする出来事でしたが、息子の成長をしっかり感じられる瞬間でもありました。
最初は「あぁ、もっと気をつけてあげればよかった…」と反省ばかりしていましたが、
数日後に夫と「顔から突っ込むって、どんな意志の強さなんだろうね(笑)」と笑い話になって、ようやく気が抜けたのを覚えています。
同じようなパパ・ママへ
赤ちゃんの動きは突然アクティブになります。
少し目を離したすきに、あっという間に移動して、ぶつかって、転んで、泣いて…。
そんな日々に、**「安全対策」と「親のメンタルケア」**は欠かせません。
親だって完璧じゃなくていい。
失敗も、涙も、笑い話になったとき、それはきっと家族の大事な一コマになります。
まとめ:ずり這いの喜びと、ちょっとした工夫で安心を
- 赤ちゃんのずり這いは予兆を見逃さず、安全対策を万全に。
- ソファの角やテーブルの脚元など、意外な危険が潜んでいる。
- プレイマットやパーテーションなどの便利グッズでリスクを減らそう。
- 転倒も成長のひとつ、完璧じゃなくてOK。
泣いたり笑ったりしながら、少しずつ育っていく息子の姿に、私たち親も一緒に育てられている気がします。
今日もまた、顔から突進していく勢いで、成長を楽しみにしていきたいですね。
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