はじめに|「あれ?最近、ちゃんと話してないかも」
2人目が生まれてしばらく経ったある夜。
ふとした瞬間に、「最近、妻とちゃんと話してないな」と気づきました。
寝かしつけと授乳で疲れ切っている妻。
僕は仕事や上の子の対応に手一杯で、気づけば会話は「おむつ替えた?」「ごはんどうする?」といった業務連絡ばかり。
一緒にいるのに、心がどこかすれ違っている。
この記事では、2人目出産後に夫婦の会話が減った理由と、会話を取り戻すために僕がしたこと・変わったことを、実体験ベースでお伝えします。
なぜ2人目出産後は夫婦の会話が減るのか?
1人目の時よりも“圧倒的に余裕がない”
- 0歳の息子のお世話に加えて、2歳の娘の対応も必要
- 睡眠不足が常態化
- 家事は倍以上、でも時間は変わらない
お互い“やること”で精一杯
- 妻は1日中、授乳・おむつ・寝かしつけ
- 僕は、2歳の娘の世話や家事、仕事に追われる
- 気づけば「話す時間」も「話す余裕」もなくなっていた
この状況に、どちらかが不満を溜め込んでしまうと、一気に関係が冷えてしまうリスクもあります。
すれ違いを感じた僕がとった3つの行動
“業務連絡”を“ありがとう”に変えた
たとえば…
- 「ミルク作った?」→「作ってくれてありがとう」
- 「上の子お風呂入れて」→「今日も助かる」
言うことは同じでも、言い方を少し変えるだけで妻の反応がまったく違いました。
家の中がピリつくことも減り、自然と会話のトーンが柔らかくなっていきました。
寝かしつけ後に“5分だけ”話す習慣を作った
最初は「疲れてるのに話す時間なんてムリ」と思っていましたが、1日5分だけスマホを置いて向き合うだけで、夫婦関係がグッと近づきました。
話題はなんでもOK。
- 今日の子どもの様子
- ちょっとした面白かった話
- 何が大変だったか
「共有してる感覚」が少しずつ戻ってくるのを感じました。
あえて“LINE”を使って感情を伝えた
育児中は、すぐ隣にいるのに会話できないことも多いです。
だからこそ、あえてLINEで気持ちを伝えることを始めました。
- 「今日もおつかれさま」
- 「寝かしつけありがとう」
- 「2人育児、大変だけど乗り切ろう」
面と向かって言うより気楽に伝えられるので、感情の共有ができるきっかけになりました。
会話が戻ってきたら、夫婦の関係も穏やかに
こうした小さな変化を積み重ねたことで、気づけば夫婦の会話が自然に戻ってきました。
- お互いの表情をちゃんと見るようになった
- イライラすることが減った
- 子どもたちにも“やさしい空気”が伝わっている気がする
育児は“夫婦のチーム戦”。
でもそのチームは、会話なしではうまく機能しません。
まとめ|“完璧”じゃなくて“声をかけ合う関係”が大事
2人目育児は本当に大変。
でも、その大変さを“共有する”ことができれば、夫婦はもっと強くなれます。
- 忙しい中でも「一言ありがとう」を伝える
- たとえ5分でも向き合う時間を作る
- 言えない気持ちはLINEでもいいから伝える
大切なのは、完璧な関係よりも「分かり合おうとする姿勢」。
僕たち夫婦のように、すれ違ってもまた歩み寄れるはずです。
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