「家事も育児もがんばってるのに、なんでケンカばかりなんだろう?」
そう感じたことがあるパパママに、ぜひ知ってほしい【感謝貯金】という考え方。
はじめに:ケンカはしないものの仲良い二人が不満が溜まっていた
我が家は現在、2歳の娘とと0歳の息子がいる4人家族。
お互いに子どもが可愛くて仕方ないはずなのに、お互いの悪いところばかり見つけてしまい、見えない不満が溜まっていました。
- 「なんでチチばっかり洗濯物畳んでしてるの?」
- 「昨日手伝って欲しくて起こしたのに、起きなかった。起きてくれてもよくない?」
- 「もっと感謝してくれてもいいのに…」
どちらかが頑張っていても、それに気づいてもらえなければ、モヤモヤが溜まっていく。
でもある時、“ある習慣”を取り入れただけで、我が家は驚くほど平和になったのです。
それが **「感謝貯金」**です。
「感謝貯金」とは?──毎日の“ありがとう”が最強の夫婦円満術
■ 感謝貯金=小さな感謝を“ためて”いく習慣
感謝貯金とは、パートナーに対して「ありがとう」を意識的に伝え続けること。
たとえ小さなことでも、「やってくれて当たり前」と思わずに、毎回言葉で伝えます。
- 食器を洗ってくれた → 「ありがとう、助かった!」
- 子どもをお風呂に入れてくれた → 「今日もお風呂ありがとう」
- オムツを替えてくれた → 「うちのヒーローだね(笑)」
こうした感謝を【言葉にして貯めていく】ことで、相手の“心の残高”が増えていく感覚です。
実践してわかった!感謝貯金の「3つの効果」
① 不満が減る=イライラの元が減る
不思議なもので、感謝の言葉をもらうと、自然と「こっちも何かやろうかな」という気持ちになります。
結果的に「自分ばっかり…」という不満が減っていきました。
② もしケンカしてしまってもしても“戻る場所”がある
もちろん、感謝貯金をしていても不満はゼロになりません。それどころか口喧嘩すら。
でも、普段から「ありがとう」の積み重ねがあると、いざという時に“仲直りの糸口”が見つかるのです。
たとえば、
「こないだ●●してくれて本当に助かった。だからこそ、今回はちょっと悲しかった」
というように、相手を責めるのではなく、感謝ベースで話ができるようになります。
③ 子どもにもポジティブな影響が
感謝の言葉が飛び交う家庭は、やっぱり空気が明るい。
その影響は子どもにも波及して、「ありがとう」が自然に出てくる子に育ってきているように感じます。
言葉を話せる娘はしてもらったら、こちらから言わなくても「ありがとう」って言えるようにもなりました。
「感謝貯金」を始める3ステップ
ステップ①:小さなことに気づく意識を持つ
洗濯、ゴミ出し、子どもの送り迎え…
“自分以外の誰かがやっている”ことに気づくクセをつけるだけで、感謝のタネが見えてきます。
ステップ②:迷わず言葉にする
「言わなくてもわかるでしょ」はNG。
恥ずかしくても、照れくさくても、声に出すのが大切です。
- 「ありがとう」
- 「いつも助かってるよ」
- 「さすが!」
と、短くてもOK。
ステップ③:1日1回「感謝メモ」でもOK
口に出すのが難しい人は、LINEやメモ帳アプリでOK。
1日1回、感謝のメッセージを残す習慣を作るだけで、効果は十分です。
夫婦円満は「仕組み」でつくれる
家事・育児はどちらか片方が頑張っても回らない。
そして「感謝」は、相手の努力を認める最もシンプルで効果的な方法。
我が家では、
「感謝貯金がマイナスにならないようにしよう」
を合言葉に、無理せず、お互いを思いやれる関係ができてきました。
まとめ|今日からできる!感謝貯金で家庭に平和を
- 感謝貯金とは、感謝を意識的に「言葉」で伝えること
- 継続することで、夫婦げんかが減り、仲直りもスムーズに
- 子どもにも良い影響を与える、家庭円満の土台に
ぜひ、今日から「ありがとう」をひとつ増やしてみてください。
あなたの家庭にも、きっと小さな奇跡が起こるはずです。
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